社会
在韓米軍基地からアスベスト 民主労働党議員が主張
Write: 2011-07-08 14:01:33 / Update: 2011-07-09 11:23:32
民主労働党の洪熙德(ホン・ヒドク)議員は8日、在韓アメリカ軍が韓国側に返還した基地から発がん物質のアスベストが含まれた配管設備を発見したと主張しました。
洪熙德議員が国会で記者会見して公開した資料によりますと、ソウル北の議政府市にある元在韓アメリカ軍基地のキャンプ・カイルからアスベストが20~25%含まれた直径10センチと17センチの2種類の配管が発見されたということです。
この基地は2007年に韓国側に返還されましたが、これらの配管は地下2~3メートルの深さに埋まっていたということです。
発見されたアスベストには毒性の強い青石綿も含まれていましたが、青石綿は第1級発がん物質に指定されており、1972年から韓国では使用していません。
洪熙德議員は、アメリカ軍は韓国側にアスベストを使用した配管について通知したことがなく、在韓アメリカ軍に関する韓米地位協定違反だと主張しました。
また、他の在韓アメリカ軍基地でもこうした配管が使われた可能性が高く、これは韓国の産業安全保健やアスベスト廃棄物安全処理規定などの国内法にも違反していると指摘しました。
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