社会
15階建てのアパート爆破 世界初の爆破工法で
Write: 2011-07-11 15:22:22 / Update: 2011-07-11 16:41:10
仁川(インチョン)市の住宅再開発現場で、10日、築造30年の15階建てのアパートが、韓国が独自で開発した技術でわずか6秒で解体されました。
土地住宅公社によりますと、この爆破解体作業は、韓国が独自で開発したアパート用爆破解体工法で、壁構造で作られた10階以上の高層アパートの解体に適用された世界で初めてのケースだということです。
韓国では1980年代半ば以降、高層アパートの建築に壁体で構造物を支える壁構造が用いられました。
壁構造は、外国で広く導入されている柱と梁で床や屋根などを支える架構式構造より工事費を節約できる利点がありますが、建物を解体する際に、壁ごとにそれぞれ固有の構造的役割があり、爆破する前にこれを精密に除去しなければならない難点があります。
専門家の話によりますと、架構式構造建物の爆破は、国内外で広く施行されていますが、壁構造アパートの爆破が成功したのは世界的にもこれが初めてで、今後、香港やシンガポールなど高層アパートが多い国への技術輸出も可能だということです。
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