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社会

iPhone位置情報訴訟 アップルが慰謝料

Write: 2011-07-14 15:16:39Update: 2011-07-14 15:16:39

iPhone位置情報訴訟 アップルが慰謝料

アップル社が携帯電話のiPhoneの利用者がどこにいるか、位置を自動的に収集していることで精神的な被害を受けたとして、アップル社を相手取って慰謝料を求めていた利用者の弁護士に、アップル側が慰謝料を支払っていたことがわかりました。
昌原(チャンウォン)地方裁判所は、iPhoneユーザーの弁護士が位置情報収集は憲法の基本的権利を侵害する違法行為だとして、韓国法人のアップルコリアを相手取って慰謝料100万ウォンの支払いを求めていた訴訟で、先月、アップルコリア側に支払いを命じる判決を言い渡しました。
これに対し、アップルコリアは異議を申し立てず、先月27日に原告に対して銀行の送金手数料の2000ウォンを差し引いた99万8000ウォンを送金したということです。
アップルコリア側が控訴しなかったのは、原告側の主張を認めたものと解釈されています。
この問題での慰謝料の支払いは、韓国ではこれが初めてです。
韓国ではほかにも、iPhoneユーザーの29人が位置情報収集で被害を受けたとして、アップル社に対して損害賠償を求める訴訟をソウル中央地方裁判所に起こしています。
iPhoneユーザーは韓国全体でおよそ300万人にのぼっており、今回の支払い命令を機会に、アップル社を相手取った集団訴訟が増える可能性も出ています。

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