造船会社の現代重工業の労使が今年の賃上げ交渉で合意し、これで17年連続でストライキなし妥結となりました。
現代重工業の労働組合は、先の労使交渉での暫定合意について15日、組合員による投票を行った結果、組合員のうちの1万2000人あまり、75%の賛成が得られ、執行部案を可決しました。
労使の合意案は、今年は基本給を4.95%、9万ウォン引き上げるとともに、ボーナスを700%から800%にし、福祉基金として会社側が30億ウォン積み立てるなどとなっています。
造船業界は、受注した船の納期を守れない場合は、発注主に違約金を払うことになっているため、現代重工業の労使は17年間ストなしの賃上げ交渉によって、労使関係を安定させ、名実ともに世界トップの造船会社の目標を追求していくとしています。