メニューへ 本文へ
Go Top

社会

iPhoneの位置情報収集 大規模集団訴訟に発展へ

Write: 2011-07-16 15:48:15Update: 2011-07-16 15:48:15

iPhoneの位置情報収集 大規模集団訴訟に発展へ

アメリカのアップル社が製造したスマートフォン「iPhone」による位置情報の無断収集でプライバシーが侵害されたとして、慰謝料を求める大規模な集団訴訟が韓国で起こされる見込みです。
iPhoneユーザーの男性弁護士が、位置情報の無断収集によってプライバシーが侵害されたとして、アップルコリアを相手取って慰謝料100万ウォンの支払いを求める訴訟を昌原(チャンウォン)地方裁判所に起こし、このほど勝訴しました。
このためこの弁護士はさらに集団で訴訟を起こそうと、14日からホームページを開設したところ、訴訟を起こしたいとする人が殺到しています。
このホームページはアクセスが急増して15日午前10時から5時間、サーバーがダウンしたこともあり、15日夜10時までに2万5000人が登録し、そのうち半数が訴訟費用の1万6900ウォンを払い込みました。
集団訴訟の受け付けは今月末まで行われ、男性弁護士はソウルまたは昌原の地方裁判所で、1人当たり100万ウォンの慰謝料を求める訴訟を起こすことにしています。
iPhoneとiPadの韓国の利用者300万人のうち、半数の150万人が訴訟に参加するとすれば、訴訟の規模は1兆5000億ウォンに上ります。
この集団訴訟について法曹界では、iPhoneユーザーの弁護士が起こした訴訟にアップルコリアがしっかり対応しなかったために慰謝料の支払い判決が出されたもので、まだ確定判決ではない。顧客の情報流出をめぐる集団訴訟で原告が勝ったケースはないことなどから、勝訴する可能性は高くないという見方をしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >