今年の梅雨は平年より短かったものの、降水量は統計を始めて以来2番目に多かったことがわかりました。
気象庁が22日、発表したところによりますと、今年は南部地方で10日、中部地方で17日に梅雨明けとなりましたが、ソウルを含む中部地方の梅雨の期間は平年より6日ほど短い26日間で、南部地方は1日短い31日間でした。
梅雨の期間は短かったものの、降水量は全国の47か所の観測所で平均で589.5ミリとなり、1979年に梅雨の各種統計を取り始めて以来、2番目に多い降水量となりました。
また、梅雨の間に雨が降った日数は全国平均で19日間で、平年より1.9日多くなりました。
ソウルの場合、梅雨が始まった6月に9日間連続で雨が降り、6月の連続降水日数の記録を塗り替えました。
気象庁は、降水量が多かったことについて、6月にしては珍しく台風が韓半島に影響を及ぼし、梅雨前線が活発になったためと説明しています。