ソウルを含む中部地方を中心に豪雨による被害が広がっていますが、被害の収拾と復旧に向けて、多くのボランティアが被災地に入って活動しています。
ソウル市のボランティアセンターが29日、明らかにしたところによりますと、27、28日の2日間、ソウルの豪雨による被害地域で700人あまりのボランティアが活動しているということです。
これらのボランティアは土砂崩れが起きた地域で土砂を取り除く作業を手伝ったり、浸水した家屋で家財道具を洗ったり乾かす作業を手伝っているということです。
28日にはボランティアに関する問い合わせの電話が200通以上殺到し、今後、ボランティア活動に加わる人はさらに増える見通しです。
また、企業も被害地域への支援を開始し、食品メーカーなどがパンや飲料水を被害地域に送っており、現代自動車は被害復旧のために50億ウォンを寄託するなど、寄託金も相次いでいます。
さらに、キリスト教や仏教などの宗教団体も被害地域に独自にボランティアを派遣しているということです。
ところで、『冬のソナタ』で有名な江原道春川市と姉妹都市提携している日本の各務原市からは、市長の名前で春川市に慰労の書簡が届きました。