アジアのスポーツの祭典=第14回アジア大会が29日、韓国南部の港町、釜山で開幕し、暮れなずむメインスタジアムで華やかに開会式が行われました。1986年のソウル大会以来16年ぶりに韓国で開かれた、37億アジア人のスポーツの祭典=釜山アジア大会、北韓が韓国で行なわれる総合競技大会に初めて参加し、戦乱を乗り越えたアフガニスタンが8年ぶりに、また21世紀初の独立国となった東ティモールも含め、OCA=アジアオリンピック協議会の加盟44の国と地域から、およそ9900人の選手が参加し、史上最大の大会となりました。入場行進は日本のあいうえお順に当るハングルの文字順に従って、まずネパールが最初に入場し、 日本は28番目、主催国の韓国は北韓とともに合わせて600人の選手・役員が韓半島を形どった「韓半島旗」を先頭に最後43番目に入場しました。紺色のジャケットに白のパンツ・スカートの南北合同選手団は、アリランの行進曲とともに、全員が手に手をとって高く掲げて行進し、満員のスタンドから一斉に大きな拍手が送られました。この後 金大中大統領が「アジアの友好と平和を願い、ここに釜山アジア大会の開会を宣言します」と開会宣言を述べました。また韓国と北韓で採火された南北の火は先のサッカーワールドカップのキャプテンだったホン・ミョンボ選手らによって運ばれた後、最後の聖火リレー走者、84年ロサンゼルス・オリンピック男子柔道金メダリストの韓国の河亨柱さんと96年アトランタ・オリンピックの女子柔道の金メダリスト北韓のケー・スンヒ選手によって聖火台に点火されました。釜山アジア大会は来月14日まで38競技420種目にわたって熱戦が続くことになっています。主催国の韓国は37競技に1007人の選手が出場し、中国に次いで総合2位を目標にしており、18競技に322人の選手を派遣している北韓は総合4位を目指しています。