社会
潮華潮力発電所を前倒しで稼動 夏場の電力不足に備え
Write: 2011-08-03 14:00:49 / Update: 2011-08-03 14:05:31
夏場の電力供給不足を解消するため、潮力発電としては世界最大規模でテスト運転中だった始華(シファ)潮力発電所の稼動予定を繰り上げ、3日から一部本格稼動に入りました。
西海岸の京畿道(キョンギド)安山(アンサン)市に建設された、始華潮力発電所は、今年4月から段階的にテスト運転を行っており、11月から稼動を始めることにしていましたが、今年の夏、電力の需要が急増していることから、予定を3か月繰り上げ、発電機10基のうちテスト運転が終わった6基の稼動を3日から始めました。
これで今月から、人口16万人の中小都市の月間電力消費量に当たる1500万キロワットを生産することができます。
国土海洋部はテスト運転が終わっていない残りの4基は予定通り11月から本格的な運転を始めることにしています。
始華潮力発電所は、出力25万4000キロワットで、これまで世界最大とされていたフランスのランス潮力発電所の24万キロワットを上回っており、年間発電量は5億5200万キロワットです。国土海洋部は、公害を発しないクリーンエネルギーを供給し、年間942億ウォン相当の原油など油類の輸入に代えられるほか、66億ウォンの二酸化炭素の発生を軽減する効果があると説明しています。
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