先月末、ソウルなど韓国中部を襲った記録的な大雨による災害救援のための募金額が、2006年の水害の時の半分にも至っていないことがわかりました。
全国災害救護協会によりますと、先月末、募金を始め、今月4日現在、314億ウォンが集められましたが、これは台風と集中豪雨で、今回と同じような規模の被害が発生した2006年の募金額760億ウォンに比べて半分にも満たないということです。
内訳をみますと、ほとんどが大企業からのもので、個人による義捐金は2億4600万ウォンに過ぎません。
これについて、全国災害救護協会では、「今回の集中豪雨による被害状況について、ソウルでも金持ちの町とされている江南エリアのことが大きく取り上げられていて、募金の必要性を感じない雰囲気だ」と説明しています。