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社会

「姦通罪」違憲審判請求  議政府地方裁判所 

Write: 2011-08-09 14:28:23Update: 2011-08-09 14:28:23

「姦通罪」違憲審判請求  議政府地方裁判所 

議政府(ウィジョンブ)地方裁判所は8日、姦通罪として2年以下の懲役を定めている刑法第241条は憲法に違反するとして、憲法裁判所に違憲法律審判を請求しました。
議政府地方裁判所は、違憲法律審判請求の決定文で、「姦通罪は、社会が自律的に秩序を保つべき性生活の領域を国が侵害するもので、性的な自己決定権を過度に制限するものだ」と主張しました。
これに加えて「一夫一婦制にもとづく婚姻制度と夫婦の間の性的誠実義務の保護という公益は、もはや法律によって達成されるのは難しい」としています。
憲法裁判所はこれまでに1990年と1993年、2001年、2008年の4回にわたって姦通罪に関する判断を示しており、いずれも合憲と決定しています。
しかし、最も最近の2008年の場合、裁判官4人が合憲、1人が憲法不合致、4人が違憲と判断し、賛否をめぐる意見が拮抗しているうえ、最近法曹界の内外で姦通罪を廃止すべきとの意見が強まっており、憲法裁判所の判断に注目が集まっています。
これに先立ち、議政府地方裁判所はことし5月、既婚者と2回にわたって姦通をした疑いで起訴された女性に対し、懲役8か月、執行猶予2年を言い渡しており、これに対して女性は控訴しています。

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