次の韓国駐在アメリカ大使に指名されたソン・キム6か国協議担当特使に対するアメリカ上院での批准が、今月2日の本会議で突如、保留される事態が起きましたが、これは、オバマ政権の対北韓政策を憂慮する共和党議員の要請であったことが明らかになりました。
アメリカの外交専門誌「フォーリンポリシー」によりますと、ソン・キム6か国協議担当特使に対するアメリカ上院での批准で、少なくとも1人以上の共和党議員が保留を要請したことを、3人の上院議員補佐官から確認しているということです。
保留の理由については、「オバマ政権が北韓との関係回復をはかり、北韓に対する食料支援も検討していることに対し、共和党内にある憂慮する声と関係がある」と伝えています。
アメリカ上院は政府高官を批准する権限をもち、上院議員ひとりでも批准の保留を要請する場合、批准手続きは直ちに中断される仕組みになっています。
このため今月中に予定されていたソン・キム氏の韓国大使赴任は遅れるものとみられています。