原乳の納品価格の引き上げ幅をめぐって生産者側と牛乳メーカー側との交渉がようやく妥結しました。
生産者側の韓国酪農肉牛協会は、2008年以後一度も値上げされていない原乳納品価格の引き上げ幅について、政府の仲裁案を受け入れて、現在の1リットル704ウォンから、130ウォン引き上げるとともに、原乳の品質によって与える報奨金を8ウォン引き上げることになりました。
これを受けて、加工業者側は近く乳製品の価格を引き上げることにしており、牛乳のほか、コーヒーやパンなど、牛乳を原料として使うほかの食品の値上げも避けられそうにありません。
政府は引き上げ時期を来年初めに延ばすよう求めていますが、関連業界では2か月以上延ばすことはできないとして難色を示しています。