晩婚などによる高齢出産が増えて、初産の平均年齢が去年初めて30歳を超え、未熟児や双子も年々増えていることがわかりました。
統計庁が24日発表した「2010年の出生統計」によりますと、妊婦の平均出産年齢は31.26歳で、前の年より0.29歳高く、初産の平均年齢は30.1歳で、史上初めて30歳を超えました。
また妊婦の高齢化にともない、去年生まれた未熟児は2万7304人で、去年より0.1%増え全体の5.8%を占めています。
未熟児は2007年に全体の5%を占めてから、年々増え続けています。
さらに不妊治療によって双子が生まれるケースも増え、全体の2.74%を占めました。
一方、去年生まれた新生児は47万200人で、前の年より5.7%増え、3年ぶりに増加に転じました。