北韓とロシアがロシアから北韓を経由して韓国につながる天然ガスパイプラインを建設する事業に向けた「南・北・露特別委員会」を設置することで合意したことがわかりました。
ロシアのメドベージェフ大統領は24日、北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と東シベリアのウランウデで首脳会談を行った後、記者会見し、「ガス分野で成果があった。金正日国防委員長と北韓を経て韓国につながるガスパイプラインの建設を検討するための南北とロシアの3か国特別委員会の発足に合意した」と明らかにしました。
また、首脳会談で、金正日国防委員長は、無条件で核問題解決に向けた6か国協議を再開させる準備ができており、6か国協議が再開されれば、核兵器とミサイルの実験や製造を一時凍結する用意があることを示しました。
金正日国防委員長のこうした発言について、非核化に向けた事前措置の履行を6か国協議の前提条件として求めてきた韓国とアメリカは、6か国協議の再開にはまだ不十分との見解を示しました。
ただ、韓国とアメリカ政府は、北韓の意図を正確に把握するため、近くロシアから首脳会談の結果に関する説明を受ける予定です。
金正日国防委員長は、5日間のロシア訪問を終えて25日、中国経由で帰国の途につきました。