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社会

ドイツ大統領から激励メッセージ 闘争中の労働者へ

Write: 2011-08-25 13:28:42Update: 2011-08-25 15:53:57

ドイツのウルフ大統領が、不当な人員整理に抗議して半年以上クレーンの上で籠城している韓国の女性活動家らに激励のメッセージを寄せてきました。
この問題は韓国の造船大手、韓進(ハンジン)重工業が、3年間国内での受注実績が全くないことを理由に労働者を大量に解雇し、その直後に株主に対して巨額の配当金を支払ったことが明らかになり、労働者や市民団体が不当な整理解雇の撤回を要求しているものです。
このうち、民主労総所属の女性労働活動家、キム・ジンスクさんは抗議のため半年以上、韓進重工造船所のクレーンで籠城を続けています。
ウルフ大統領は23日、メールで「キム・ジンスクさん、そして韓国の労働者の人権の向上に向けて尽力しているすべての皆さんに大きな成果があることを願っています」と述べています。
ウルフ大統領のメッセージは、ドイツに留学している学生のチョン・ジヘさんが27日にソウルで開かれる集会を前に、ウルフ大統領にキム・ジンスクさんや彼女と連帯する韓国国民に激励のメッセージを送ってほしいと依頼するメールを送ったところ、返事が送られてきたということです。
これまで、外国にある労働・市民団体、学者や国会議員が韓進重工業の整理解雇の撤回を求める闘争に対する連帯のメッセージを送ってきたことはありましたが、一国の大統領が送ってきたのははじめてです。

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