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サイエンス

がん発症にかかわるタンパク質 人為的造成に成功

Write: 2011-08-26 11:35:09Update: 2011-08-26 15:36:16

がん発症にかかわるタンパク質 人為的造成に成功

韓国の研究グループが、がんをはじめとする様々な病気の発症にかかわっているとされているリン酸化タンパク質を実験室で人為的に作ることに成功しました。
教育科学技術部は25日、韓国科学技術院のパク・ヒソン教授の研究グループが、リン酸化アミノ酸を人為的にタンパク質に注入してリン酸化タンパク質を作ることに成功したと発表しました。
リン酸化タンパク質は、タンパク質がリン酸化したものですが、リン酸化する過程でタンパク質に突然変異が発生し、その突然変異の細胞が分裂してがんをはじめとする様々な病気の原因になるとされています。
タンパク質がリン酸化する過程は1960年代に発見されましたが、人為的にリン酸化タンパク質を作ることができたのはこれが初めてです。
リン酸化タンパク質を人為的に作ることに成功したことから、がんをはじめとする様々な病気の治療法や新薬の開発に役立つものと期待されています。
この研究論文は世界的学術誌「サイエンス」の26日付に掲載されました。

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