韓国では火葬するケースが増えていることがわかりました。
保健福祉部がまとめた資料によりますと、2010年の火葬率は67.5%で、10年前の33.7%に比べて倍近くに増えました。
また、2010年の火葬件数は17万2000件で、前の年の16万件に比べ1万2000件増えました。
火葬する理由については、土葬より衛生的だからと答えた人が35.1%で一番多く、土葬に比べて簡単だからと答えた人が27%、管理がしやすいと答えた人が25%でした。
ところで、火葬施設は全国に51ヶ所ありますが、火葬が増えるにつれて施設の需要が増えているため、保健福祉部は来年まで8ヶ所の施設を完成させるなど、施設を増やしていくことにしています。
韓国では土葬用地の不足などの理由で政府が火葬を推奨しており、火葬率は年々高くなっていますが、先進国の70~80%にはまだ及びません。