クレジットカード大手三星カードの顧客の個人情報80万人分が外部に流出したとみられ、警察が捜査しています。
三星カードは先月30日、1人の職員が顧客の個人情報を外部に流出させた疑いがあるとして警察に捜査を依頼し、8日には、会社の内部調査の過程でこの職員が顧客80万人の個人情報を流出させたと自白したことを警察に知らせたということです。
三星カードの関係者は、「今のところこの職員によってどの程度の範囲まで個人情報が流出したかまでは確認できていない」としています。
警察はこの職員のパソコンに1万8000人の顧客の個人情報が保存されていることを独自に確認しましたが、会社側から80万人の個人情報が流出したとの報告を受けており、捜査を拡大することにしています。
韓国ではハッキングや内部関係者による顧客の個人情報の流出が相次いでおり、金融監督院は三星カードの保安システムに問題はなかったかについて特別調査をすることにしています。