ソウルを東西に貫く漢江(ハンガン)の橋から飛び降り自殺する事件が、この5年間でおよそ一日置きに起きていることが分かりました。
ソウル市が国会行政安全委員会のキム・チュンジョ民主党議員に対して提出した資料によりますと、2006年から2010年までの5年間に漢江の橋から飛び降り自殺した人は延べ892人で年平均178人に上り、ほぼ一日置きに飛び降り自殺事件が発生していることが分かりました。
飛び降り自殺事件が最も頻繁に起きている橋は、漢江で4番目に作られたヨイドと麻浦(マポ)区をつなぐ麻浦(マポ)大橋で12.7%、続いて、龍山区漢江路と銅雀区鷺梁津をつなぐ漢江で2番目に古い橋、漢江大橋9.1%、ヨイドと龍山区元曉路をつなぐ元曉大橋7%の順でした。
ソウル市は、飛び降りた人を救助するため年間20億5777万ウォンの予算を使って水難救助隊599人を24時間、救助任務に当たらせているということです。