韓国国民の85%は気候変動を重大な問題と認識しているものの、冬に肌着を着る人は全体の半分に満たないことがわかりました。
統計庁は環境に配慮した生活を目指して、今年5月、全国9700世帯の20歳以上の国民1万9000人を対象に生活実態を調査し、その結果を6日,発表しました。
それによりますと、冬に肌着を着る人の割合は48.2%に止まっていることがわかりました。また通勤の手段としては、マイカーを利用する人が42.6%で最も多く、次いで地下鉄やバスなどの公共交通27.0%、徒歩19.2%、自転車1.5%の順でした。
そして将来、環境保護のための負担金を払う意向があると答えた人は30.5%、環境運動に参加するために努力していると答えた人は30.2%と、いずれも低いことがわかりました。
また水の使用量は、2000年に1人1日380リットルだったのが2005年には351リットル、2009年は332リットルと減り続けています。しかし生活廃棄物の排出量は、ほとんど減っていないことがわかりました。