韓国銀行連合会などの金融業界は、社会貢献の支出を増やすとともに、高卒者の雇用を増やす方針です。
銀行連合会が10日、明らかにしたところによりますと、都市銀行や保険会社は、国内外の財政不安状況を踏まえて、今年の社会貢献活動を去年より15%多い、総額で6800億ウォン余りとすることを決めました。
金融業界は当初「去年より10%増加」を目指していましたが、さらに5%上積みさせました。
このうち保険業界は、授業料を払うために高い金利の融資に頼っている低所得層の大学生や、交通事故などで子どもだけとなった家庭に対して、生活安定資金400億ウォンを支援することにしています。
また金融業界は高卒者の就職を拡大して今年から2013年までの3年間に8300人余りの高卒者を雇用することになりました。
これは業界の採用予定人員5万1000人のおよそ16%にあたる規模となります。