1つの建物の中に病院とホテルがあり、診療と観光、宿泊を同時にできる初の試みが釜山(プサン)で始まりました。
この建物は釜山市釜山鎭(プサンジン)区に建てられた地上17階の「イビス・アンバサダー・プサン・シティセンター」で、10日に開館式を行い、本格的な営業を始めました。
この建物は10階から17階がビジネスホテルで、3階から9階に内科、整形外科、皮膚科、映像医学科など12の診療科目と手術室、入院室などがあり、英語、日本語、中国語、ロシア語の通訳を担当する職員が常駐しています。
ホテルの建物の一部を病院が賃貸したもので、医療観光が進んでいるシンガポールをモデルにしています。
病院とホテル側は日本や中国、東南アジア、ロシアなどの観光客が主な顧客になると見込んで、今後、積極的に誘致活動を行うとしています。