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社会

各地で干ばつ 11月まで続く見込み

Write: 2011-10-12 10:53:27Update: 2011-10-12 10:53:27

韓国では8月中旬から乾燥した日が続いたため、広い範囲で干ばつが起きています。
気象庁は11日、ソウル市、京畿(キョンギ)道などで干ばつ判断指数が「極めて危険」な段階だと発表しました。
干ばつ判断指数は、韓国の干ばつを的確に判断できるように開発された指数で、「極めて危険」という段階は農作物の被害や広い地域で水不足が心配されるレベルで、このほか、江原(カンウォン)道、忠清南(チュンチョンナム)道、全羅南(チョンラナム)道、慶尚北(キョンサンブク)道、慶尚南(キョンサンナム)道、済州(チェジュ)道などの広い範囲で干ばつ判断指数が「極めて危険」となっています。
干ばつの原因は、8月中旬以降、韓半島の東西に高気圧帯が張り出し、低気圧の北上を妨げて乾燥した日が続いためと見られます。
全国の平均降水量は、8月21日から10月9日までの50日間で86.5ミリと、平年の30%にとどまり、中には平年の8%に過ぎない地域もありました。
気象庁は、14日に南部地方と済州道を中心に雨が降り干ばつはやや解消されるものの、今月下旬から来月上旬にかけては、平年より降水量が少なくなる見通しだとしています。
さらに、気象庁は、全国の主なダムの水位は今のところ水を利用できる最低の水位より高めなので、農業用水の供給にはまだ影響が出ていないが、干ばつに備えて農業用水の確保や農作物の管理に注意するよう呼びかけています。

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