時速430キロで走る次世代高速鉄道の新しい走行装置が国産技術で開発され、2015年の営業運転を目指しています。
政府は2007年から国産技術で次世代高速鉄道の開発を進めていましたが、開発に当たっていた韓国鉄道技術研究院は11日、次世代高速鉄道に使われることになる動力台車の時速430キロのテスト走行に成功しました。
動力台車は、車軸を回転させて走行するための動力を持つ台車で、走行・制動機能を備え、鉄道車両の最高速度や、乗り心地を支配する重要な装置です。
政府は、今回のテスト走行を受けて、年末までに動力台車に車両を連結した6両車両を製作し、来年初めにもソウル-釜山(プサン)を結ぶ京釜高速鉄道で試運転を行う予定で、2015年にも営業運転を始める計画です。