ソウル市は、市内のタクシー運転手に義務付けてきた制服の着用を、来月から自由化することになりました。
ソウルではタクシー会社の運転手は、それぞれの会社が指定する色とデザインの制服を着用することが義務付けられ、違反すると10万ウォンの過料を科せられていました。しかし運転手の間から反発する声が高まっていたため、ソウル市都市交通本部は、来月から制服を廃止して自由な服装にすることを12日、発表しました。しかし、ランニングシャツやノースリーブ、半ズボン、体の線が目立ちすぎる服などは、乗客に不快感を与えるとして、こうした服装は控えるように呼びかけています。このため各タクシー会社は、労使が協議して服装の大まかな基準を設けることにしています。