大学生の半数は、来年の総選挙と大統領選挙で支持する候補を決める際に、政党より候補者を重視することがわかりました。
韓国大学新聞とインターネットのポータルサイト「キャンパスライフ」は、先月全国の大学生2187人を対象に行ったアンケート調査の結果を13日発表しました。
それによりますと、回答者のほぼ半数の50.6%が「政党に関係なく候補者を見て支持を決める」と答えて最も多く、次いで「よく分からない」と答えた人が22.1%、「野党の候補を支持する」と答えた人は17.9%、「与党の候補を支持する」と答えた人は9.4%でした。
支持する政党を聞いたところ、72.1%が「支持する政党がない」と答え、支持する政党があると答えた人のうち、33.7%が民主党を、30.4%がハンナラ党を挙げました。
今の李明博政権の国政運営については、「とても否定的」と答えた人が29.4%で、「どちらかといえば否定的」とした29.6%と合わせて否定的な評価が過半数を占め、「普通」と応えた人は25.5%でした。
また、最も解決を急ぐべき社会的な課題を聞いたところ、「貧富の格差の解消」と答えた人が最も多く、次いで不正腐敗の一掃、政治的安定などの順でした。