今年の秋は、冷え込みが早く、紅葉前線の南下のスピードも早まっています。
今年は、秋の冷え込みが例年より1週間以上早く、紅葉前線の南下スピードは平均時速20キロより早まって平均30キロに達しており、紅葉の名所、江原(カンウォン)道の雪岳(ソラク)山では、紅葉が始めてからわずか9日間で、ピークを迎えました。
これは例年の半分の日数で、観測以来もっとも短いということです。
またこのところ、日照量が多い上、朝晩の気温の差が大きく開いて、美しい紅葉の条件がそろって、ここ4年間でもっとも鮮やかに色づいています。
気象庁によりますと、ほかの地域でも紅葉の見ごろが去年より5日から6日ほど早まる見込みで、今週末からはソウルなど中部地方や南部地方の低い山でも紅葉を楽しめるということです。