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社会

北韓による拉致被害者21人 平壌での居住を確認

Write: 2011-10-25 09:20:52Update: 2011-10-25 15:27:53

北韓による拉致被害者21人 平壌での居住を確認

韓国戦争(1950~53)のあと、韓国から北韓に拉致された被害者のうち、21人が平壌(ピョンヤン)に住んでいることがわかりました。
24日に発売された週刊誌「週刊朝鮮」が報じたところによりますと、北韓当局がまとめた満17歳以上の平壌市民の身元情報のデータを「拉致被害者家族の会」が保管している戦後の拉致被害者505人のデータと照合した結果、21人が平壌に住んでいることが確認できたということです。
今回の調査でわかった拉致被害者は、1977年から78年の間に全羅(チョンラ)南道紅島(ホンド)で拉致された当時高校生だった4人と、1960年代から80年代の間に拉致された漁師10人、69年に拉致された大韓航空の乗務員3人、71年に西ドイツで拉致された西ドイツ駐在韓国大使館の労務官の家族3人、それに79年にノルウェーで拉致された元教師など合わせて21人です。
このうち、大韓航空の乗務員だったソン・ギョンヒさん(65)ら12人は、韓国と北韓で離れ離れになっている離散家族のための再会イベントや北韓のメディアなどに出演して生存が確認されていましたが、漁師のイ・グァンウォンさん(62)など残る9人は初めて生存が確認されました。
被害者らは北韓で結婚しており、15人はスパイ教育機関に勤めているということです。

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