ソウル市銅雀(トンジャク)区にある鷺梁津(ノリャンジン)水産物市場が老朽化したため建て替えられることになりました。
農林水産食品部が25日、発表したところによりますと、新しい鷺梁津水産物市場は2015年末までに現在地に1417億ウォンを投じて建設し、敷地を5万平米ほど増やすとともに先進的な物流システムを取り入れます。
建物は地上8階、地下2階、延べ11万8000平方メートルで、冷蔵設備、低温競売場、コールドチェーンシステムなどが備えられます。
またごみの自動移動システム、悪臭換気システム、高温高圧洗浄機などが設置されて衛生状態が一段と改善されるほか、地熱や太陽熱なども利用します。
そして倉庫管理にバーコードを取り入れ電子競売を導入します。
さらに不便な交通環境を改善するために進入路の幅を広げ、駐車場に車の番号の認識システムを取り入れます。
こうしたリニューアル計画は、銅雀(トンジャク)区とソウル市の都市計画委員会の審議を経て最終決定し、来年から本格的な工事に入って、2016年初めにリニューアルオープンする予定です。