ロットや年金宝くじなど、各種の宝くじの人気が高まっている中で、企画財政部は、宝くじの販売促進のための広報活動などをできるだけ抑えることにしました。
企画財政部が28日、明らかにしたところによりますと、最近、新しく発行し始めた年金宝くじは、発行開始後、毎週売り切れとなっています。
また、ロットは、先週の販売額が1200億ウォンに上り、週間平均販売額の500億ウォンを大きく上回りました。
企画財政部の宝くじ委員会は毎年、宝くじの発行総額の上限を定めていますが、今年に入ってから最近までの宝くじの販売額は2兆1000億ウォンを超え、今年の販売総額の上限2兆5000億ウォンに迫っています。
例年年末には宝くじの販売がさらに増える傾向になり、この勢いですと、販売総額上限を上回るのは避けられない見通しです。
上限を超えると、宝くじを販売する根拠を失うため、企画財政部は設定上限を修正するとともに、宝くじの販売促進のための広報活動をできる限り制限する措置を取ったものです。
最近、宝くじの販売が増えていることを受けて、射幸心をあおるなど、社会問題になる可能性を指摘する声も出ています。