今年7月、済州島(チェジュド)の西海上に墜落したアシアナ航空貨物機の機体の一部が見つかり、中から機長と副機長の遺体が収容されました。
アシアナ航空のボーイング747型貨物機は、7月28日の午前4時半ごろ、済州市の西およそ107キロの海上で火災とみられる事故で墜落し、機長と副機長が行方不明になっていました。
航空鉄道事故調査委員会と済州海洋警察署などで捜索活動を続けていましたが、このほど海底から操縦席の部分が見つかり、引き揚げたところ2人の遺体があり、機長のチェ・サンギさん(52)と副機長のイ・ジョンウン(43)であることがわかりました。
しかし事故原因を究明するうえで手がかりとなるブラックボックスは、まだ見つかっていません。