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サイエンス

豚の細胞移植で猿の糖尿病治療 ソウル大

Write: 2011-11-01 09:33:43Update: 2011-11-01 09:33:43

豚の細胞移植で猿の糖尿病治療 ソウル大

ソウル大学医学部の研究グループは31日、糖尿病の猿に豚のすい臓から取り出した細胞を移植して治療する実験を行った結果、成功したと発表しました。
研究グループが発表したところによりますと、糖尿病の猿4頭に豚のすい臓から採取した細胞を移植した結果、拒絶反応もなく、いずれも血糖値が正常になり、7か月以上も元気に生存したとしています。
人間にもっとも近い猿にほかの動物のすい臓細胞を移植した実験で、7か月以上も生存したケースは、世界で初めてで、研究グループは、拒絶反応を乗りこえられる抗体を開発したことが決め手になったと説明しています。
ソウル大学の研究グループは、1年半後には人間に豚のすい臓細胞を移植する臨床実験を行う予定です。

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