今回の選挙で当選した朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が、7月の大雨で起きたソウル市瑞草(ソチョ)区牛眠(ウミョン)山の山崩れについて、ずさんな管理が招いた人災の側面もあるという見方を示しました。
朴市長は10月31日、ソウル市の防災総合センターを訪れて「牛眠山の山崩れを自然災害とばかり考えてはならない」と述べ「自然災害によるものでもあるが、数回にわたる現場視察で前年も一部が崩れていることが確認されている。十分に復旧できる部分を復旧しなかったために大きな山崩れが起きた側面もある」とする見解を示しました。
ソウル市はこれまで山崩れの原因について、降り続いた豪雨で下水道が排水できなくなったためだとして、被害者への補償を行わないとしていましたが、朴市長の今後の判断が注目されます。