韓国南部の全羅南道にあるミョンシン大学とソンファ大学の認可取り消しが決まり、来月中旬にも学校閉鎖命令が出される見通しです。
教育科学技術部は大学の構造改革の一環として7月から全国の大学を対象に総合監査を進めてきましたが、7日、2つの大学の学校閉鎖及び認可取り消しを決めたものです。
教育科学技術部によりますと、全羅南道順天にあるミョンシン大学は、大学の財産について虚偽の報告書を提出したり、設立者が学校の維持、運営のための校費を横領するなど、17件の不正が発覚し、教育科学技術部が是正を指示しまたが、そのうち5件しか是正しませんでした。
また、全羅南道康津にある2年制のソンファ専門大学は、設立者が校費65億ウォンを横領し、これまで学生2万3000人に不正な方法で単位を与えるなど、20件の不正が発覚し、教育科学技術部が是正を支持しましたが、そのうち1件しか是正しませんでした。
ミョンシン大学には537人が在学していますが、これらの在学生は希望すれば隣接した地域の7つの大学に編入学することができます。
また、ソンファ大学の在学生は2700人あまりですが、これらの在学生は隣接する地域の14の専門大学への編入学が可能です。