ロシアのサハリンには日本の統治時代に強制動員され、現地で死亡した韓国人の墓1600基あまりがあることが国務総理室の委員会によって確認されました。
国務総理室の強制動員犠牲者等支援委員会は、今年7月から2ヶ月間、サハリンを訪れて、共同墓地の墓を対象に韓国語が書かれている墓碑や韓国式の名前や韓国の地名が書かれている墓碑などを調べました。その結果、現地で死亡した韓国人の墓1600基あまりを確認したと、6日、発表しました。
韓国人の墓を確認する作業は、引き続き2015年までサハリン南部にあるすべての共同墓地で行われる予定で、韓国の遺族の所在が確認された場合は遺骨を韓国へ持ち帰ることにしています。