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サイエンス

世界初の曲げるメモリー 韓国科学技術院が開発

Write: 2011-11-10 09:45:29Update: 2011-11-10 09:45:29

韓国科学技術院(KAIST)が、世界で初めて曲げることができるメモリーを開発しました。
このメモリーは韓国科学技術院のイ・ゴンジェ教授の研究チームが開発したもので、やわらかい基板の上に情報を書いたり消したりすることができるだけでなく、大量の情報を同時に処理することもできます。
厚さは100ナノメートルと、髪の毛の数千分の1という薄さですが、情報処理の速度はいま使われているフラッシュメモリーより100倍以上速くなっています。
このようなメモリーの登場で、手首に巻く携帯電話や折りたたみ式のコンピューター、さらに人の血管や脳の中に折り曲げて差し込むことができる診断機器など、医療をはじめさまざまな分野での活用が期待されます。
今回の研究成果は自由自在に曲げて着ることもできるコンピューターやディスプレーを実現させる可能性を開いたとして、アメリカのナノ科学技術の専門誌「ナノレターズ」に詳しく紹介されました。

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