かぜ薬などをコンビニやスーパーで販売する薬剤師法の改正案は、結局今の国会では審議されず、来年の国会に先送りされることになりました。
国会の保健福祉委員会は21日、96の法案が上程されて審議されましたが、薬剤師に不利に働く薬剤師法の改正案は、来年春の総選挙を控えて6万人に上る薬剤師の票を意識した与野党議員の間で合意に至らず上程されませんでした。
政府は来年2月の臨時国会でこの改正案を審議したいとしていますが、来年2月は総選挙の直前になるため、いまの議員の任期であう第18代国会で可決される可能性はほとんどないものとみられています。