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社会

前文化体育観光部次官 収賄容疑で拘束収監

Write: 2011-11-29 13:51:04Update: 2011-11-29 13:51:04

前文化体育観光部次官 収賄容疑で拘束収監

政界の実力者への贈賄疑惑を捜査している検察は28日、シン・ジェミン前文化体育観光部次官を、在職中に特定の企業から金品を受け取った特定犯罪加重処罰法上の収賄罪の容疑で、拘束収監しました。
検察によりますと、シン・ジェミン前次官は、在職中の2008年から2009年に、当時、業績不振に陥っていたSLS造船が、ワークアウト=財務構造改善作業の対象となるのを避けるのに力を借す見返りとして、李国哲SLSグループ会長からSLSグループの海外法人カードを受け取り、およそ1億ウォンを使用した容疑がもたれています。またシン・ジェミン前次官は、李明博氏が大統領に当選した直後の2007年冬から翌年にかけて大統領引継ぎ委員会で活躍していた際にも、李国哲SLSグループ会長から大型乗用車のリース費用として1400万ウォンあまりを受け取った政治資金法違反の容疑がもたれているということです。検察は、資金を提供したSLSグループの李国哲会長をすでに逮捕しており、このほどシン・ジェミン前次官の身柄を拘束したことから、SLSグループの政界へのロビーが現政権のどの線まで広がっていたかについて捜査を進めることにしています。
李国哲会長は、グループの資産状況を偽って輸出保険公社から先受還付金として12億ドルを不当に受け取り、1100億ウォン台の秘密資金を作って、このうち数十億ウォンをシン・ジェミン前次官を通じて政界と官界工作に使ったほか、数百億ウォンを横領した容疑で今月17日に逮捕されています。

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