ソウル市は、タバコを吸うと10万ウォンの罰金を科す公園として、新たに12月1日から南山(ナムサン)公園や子ども大公園など20か所を加えました。
ソウル市は、今年3月に施行された間接喫煙禁止条例にもとづいて、訪れる人が多いソウル市庁前のソウル広場、光化門(クァンファムン)広場、清渓(チョンゲ)広場の3か所での喫煙をすでに禁止して違反者には10万ウォンの罰金を科していますが、12月1日から南山公園、汝矣島(ヨイド)公園、ワールドカップ公園、子ども大公園など20か所の公園を対象に加えることを29日、発表しました。
これらの公園についてソウル市は、今年9月に禁煙区域に指定して3か月間の周知期間を設けていました。
ソウル市は、面積が広くて訪れる老人が中にいる時間が長い、タプコル公園などの一角にタバコを吸ってもいい喫煙区域を設ける方針でしたが、禁煙団体の反発で喫煙区域の設置は見送ることにしました。
ソウル市はさらに12月1日からソウル駅、汝矣島駅、清凉里(チョンリャンリ)駅など、主なバスセンターとバス専用道のバス停314か所も禁煙区域に指定し、同じく3か月間の周知期間を経て、来年3月から違反者に罰金を科すことにしています。