政府は、利用客が多く環境破壊が心配される国立公園の山について、入山の際に入場料を取ったり事前予約制を取り入れることを検討しています。
環境部が2日、まとめた自然公園基本計画によりますと、全国20の国立公園の中で、年間利用者数が延べ1000万人を超えるソウルの北漢山(ブカンサン)や江原道(カンウォンド)の雪嶽山(ソラクサン)などの人気登山路について、自然環境の破壊が心配されるとして、来年下半期から事前予約制と入場料の徴収を検討しています。
国立公園の利用者数は、2006年は延べ2678万6000人でしたが、2007年に国立公園の入場料が廃止されたのと週休2日制の定着で次第に増え、去年は4265万8000人と、2倍近くに増えています。