慶尚北(キョンサンブク)道浦項(ポハン)市の畜産農家で、牛の感染症の「気腫疽(きしゅそ)」が発生し、肉牛2頭が死んでいたことが明らかになりました。
浦項市の発表によりますと、先月29日に浦項市長鬐(チャンギ)面の畜産農家で肉牛4頭が気腫疽に感染し、そのうち2頭が死に2頭は治療を受けているということです。
死んだ牛は埋め立て処分され、農家に対しては緊急の防疫作業と予防ワクチンの接種が行われました。
「気腫疽」は、韓国では第2種法定伝染病に指定されており、水や土壌、汚染された飼料などによって牛に感染し、発熱や食欲不振などの症状が現われ、その後2、3日しか生きられません。