夫婦共働きの世帯が全国で500万世帯を超え、既婚女性が出産と育児のために仕事を辞める割合は、いまだに20%近くもあることがわかりました。
統計庁によりますと、韓国の夫婦世帯1162万世帯のうち、共働き世帯は43%、507万世帯あることがわかりました。
さらに共働き世帯の8.6%は、週末だけ会ったり、週末だけ生活をともにする「週末婚」夫婦で、同居していないことがわかりました。
共働き世帯は年齢が上がるにつれ割合も高くなり、40~50代は半数近くに上っています。
また家族の数が多いほど共働きをする割合も高くなっています。
そして既婚女性のうち、結婚、出産や育児などで退職した女性は190万人と、全体の19.3%に上っています。
年齢別には、結婚と出産が集中する時期の30代に仕事を辞める女性が全体の57%にあたる108万人と最も多く、退職の理由として「結婚」を挙げた人は47%、「育児」が28%、「妊娠と出産」が20%、「子育て」が4%でした。
このように仕事の経歴がいったん途切れてしまう女性の5.5%にあたる10万人あまりは、再就職を望んでいることもわかりました。