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社会

海洋警察死傷事件 決定的な証拠見つかる

Write: 2011-12-14 15:34:58Update: 2011-12-14 15:34:58

海洋警察死傷事件 決定的な証拠見つかる

12日、西海で違法操業をしていた中国漁船をだ捕しようとした韓国海洋警察庁の隊員1人が中国漁船の船長に刺されて死亡した事件で、仁川海洋警察署は13日、犯行現場となった操舵室で殺人容疑を立証する決定的な証拠を確保し、容疑者である中国漁船の船長の逮捕状を申請しました。
海洋警察の関係者は、「隊員が襲われた操舵室から長さ12センチの折れたナイフを発見した。この凶器は容疑者が普段から使っていた多用途ナイフで、刃渡りは本来17センチに達する」と説明しました。
国立科学捜査研究院は、事件当日の午前中に死亡した隊員の解剖を行っていますが、そのとき確認された凶器によってできた深さ17センチの脇腹の傷と、操舵室で発見された凶器の形などが一致しているということです。
海洋警察は、「容疑者は容疑を否定しているが、血痕が付着した衣服など、ほかにも証拠が複数あるため、近く容疑が固まるだろう」と話しています。
13日午前2時ごろ、仁川(インチョン)海洋警察署に移送された漁船員8人のうち大半は、拿捕しようとした海洋警察の隊員らに竹やりやシャベルなどで抵抗したことを認めています。
海洋警察によりますと、殺人容疑の船長は、今年4月にも韓国の排他的経済水域を侵犯して、済州(チェジュ)道遮帰(チャギ)島の北西27キロの沖合で、サワラなど760キロ相当の魚を違法に漁獲し、立件された前科があるということです。

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