ソウル市議会は市内のほとんどの道路を禁煙区域に指定する条例を制定する方針です。
対象は道路交通法上歩道に指定されている場所で、違反者には10万ウォンの罰金を科すことにしています。
道路交通法上歩道に指定されている場所が禁煙区域に指定されれば、屋外でタバコを吸える場所は一部の裏通りなどに限られ、事実上屋外でタバコを吸える場所はなくなります。
ソウル市議会はこの条例案についての世論を聞き、来年2月までに最終案を確定することにしています。
ソウル市は去年10月には市内の公園とバス停、学校周辺を禁煙区域に指定するなど、禁煙区域の拡大を進めていますが、一方では、喫煙権に県を過度に制限することにつながるとして反対する意見も出ています。