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社会

原発の新規建設地 2か所を選定 

Write: 2011-12-23 11:18:40Update: 2011-12-23 16:43:12

原発の新規建設地 2か所を選定 

新設する原子力発電所の候補地として、慶尚北道(キョンサンブクド)盈徳(ヨンドク)郡と江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)市が決まりました。
原子力発電所を運営している韓国水力原子力などが22日に明らかにしたところによりますと、韓国水力原子力は、原発の誘致に名乗りを上げた慶尚北道盈徳郡と江原道三陟市、それに慶尚北道蔚珍(ウルジン)郡の3つの地域を対象に評価を行った結果、盈徳郡と三陟市の2つの地域を選定したということです。
評価は、敷地が適切か、建設に適しているか、住民が受け入れているかなどを主に考慮して行われました。
当初は今年6月までに選定する予定でしたが、ことし3月の東京電力の福島第1原発事故を受け、原発事故の影響や、誘致を申請した自治体の世論の動向などを見守りながら慎重に検討を行ったため、発表が遅れました。
韓国水力原子力は、来年上半期に候補地に対する事前の環境アセスメントなどを行い、来年下半期に候補地が原発の建設に適しているかを判断するための精密調査に入る予定で、遅くても来年末までに、建設予定地を確定するとしています。
精密検査などで問題がなければ、両候補地に140万キロワット級の原子炉を4基ずつ、合わせて8基建設する計画です。
現在、韓国では釜山(プサン)市の古里(コリ)、全羅南道(チョンラナムド)霊光(ヨングァン)郡、慶尚北道月城(ウォルソン)、慶尚北道蔚珍の4か所で20基以上が稼動していますが、新規候補地に原発が建設されれば、韓国国内の原発所在地は6か所に増えます。

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