国連は現地時間の22日、総会開会前に北韓の金正日国防委員長に対する黙とうを行いましたが、韓国、日本、アメリカ、ヨーロッパの一部の国々の代表は退場しました。
国連では加盟国の元首が死亡した場合、その国が追悼の黙とうを要請してくれば受け入れることになっています。
北韓の国連代表部が前日、追悼の黙とうを要請したことから、22日の開会前に行われたもので、黙とうが不適切だと判断する加盟国代表は席を外すのが慣例となっています。
今回の黙とうについて、西側諸国は、金正日国防委員長が数十年間にわたって、北韓住民の人権を抑圧し核開発を進めてきたことから、不適切だと指摘していました。
今回の黙とうには加盟国のおよそ3分の1だけが参加し、通常1分続くところを25秒で終了したということです。
北韓は安全保障理事会に対しても黙とうを要請しましたが、安保理は満場一致の合意が必要で、ほとんどの理事国の反対で受け入れられませんでした。