ソウル市は来年から5歳児の保育料を無料にするとともに、学校給食の無償化を中学1年生にまで拡大します。
ソウル市は来年から変わる政策の内容を27日、ホームページに掲載しました。
それによりますと、ソウル市の政策で大きな変化が目立つのは、福祉と教育の拡大です。これまでは所得が下から70%の世帯にだけだった5歳児の保育費の無料化を、所得に関わらず全世帯に適用します。
また給食費の無料化を拡大し、公立小学校の全学年に加えて中学1年生を合わせた59万8000人を対象に行います。
さらに大学生の関心を集めていたソウル市立大学の授業料を半額にすることも実施され、1学期あたりの授業料は110万ウォン台に下がる見通しです。
また主な公園20か所とバス専用道路のバス停に指定されていた禁煙区域を、来年6月からは都市公園1900か所に拡大し、違反者には10万ウォンの罰金を科すことになりました。