政府がガソリン価格の上昇に歯止めをかけるために導入した、割安な値段でガソリンを販売する、いわゆる「割安ガソリンスタンド」の1号店が29日、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市でオープンしました。
「割安ガソリンスタンド」は、大量購入によって安い値段でガソリンを仕入れ、セルフサービスによる給油方式を採用する一方、必要以上のサービスを省くことで、通常より1リットルあたり最大100ウォン安い値段で販売するガソリンスタンドです。
知識経済部の関係者は、「割安ガソリンスタンドは、原油高に苦しんでいる庶民経済にプラスとなり、物価の安定に貢献するだろう」と話しています。
政府は、首都圏と大都市を中心に、来年末までに割安ガソリンスタンドを700店に拡大し、さらに2015年には全体の10%に相当する1300店まで拡大するとしています。