大晦日の「除夜の鐘」をつく10人の市民代表が決まりました。
ソウル市が発表した「除夜の鐘」をつく市民代表は、40年間、韓国で看護のボランティア活動をしてきた修道女のマリア・ベルティルデさん、21年間、孤児院に寄付をしてきた清掃員のソン・ビョングォンさん、心臓が止まった救急患者6人の命を救った女性消防隊員のイ・ジソンさん、「朝鮮王朝儀軌」の日本からの返還を実現させた僧侶の慧門(ヘムン)さん、試合中に倒れて意識不明になったものの奇跡的に回復したサッカー選手のシン・ヨンロクさんら10人です。
また日本政府に対して従軍慰安婦問題の解決を求めてきたキム・ボクドンさんも最高齢者として参加します。
ソウル市は市民に感動と希望を与えた人物を、今年の「除夜の鐘」をつく市民代表に選んだとしています。
「除夜の鐘」つきのイベントが行われるソウル中心部の鐘閣(チョンガク)駅周辺の交通は、鐘閣駅を経由する市内バスと1号線から9号線までの地下鉄の運行が1月1日午前2時まで延長され、鐘閣駅の周辺道路は、夜10時から午前2時まで通行止めとなります。